山 域: 四王寺山
日 時: 2020年6月21日(日)
天 気: 晴れ 気温:28℃
参加者: 30名(男性14名・女性16名)



その1の続きです

あだると山の会では、教育システムの一環として「らんたん教室」を行っています。
らんたん教室とは、安全登山者育成のために、山の技術と知識を勉強する教室です。

初級コースとリーダーコースに分かれており、都合2年かけて、当会の次代を継ぐリーダーを育成します。といっても、激しい岩場とか、厳しすぎるトレーニングはありません。

前半戦では座学と緊急時の応急措置を行いましたが、今回は外に出てロープワークを学びます。

DSC00047


「ロープワーク」というのは緊急時に必要なセルフレスキュー技術の習得をすることです。
あだると山の会では定例山行では岩登りや厳冬期の登山など厳しい登山は行っていません。

しかしながら、あきらかに部分的に危険箇所がある(日本アルプスの一部、英彦山や祖母山など)場合や、事故などが起こったときにお互いがお互いを扶助できるような技術を習得します。

  • クローブヒッチ
  • ムンターヒッチ
  • ダブルエイトノット
  • エイトノットフォロースルー
  • ボウライン
  • 簡易ハーネス
  • 危険箇所の通過技術
リーダーコースは
 
  • フリクションノット
  • オートブロック
  • クレイムハイスト
  • フィックスロープの支点の作り方

本日はこれらの訓練を行いました。

実はここから2年間にわたっても少し種類が増えるだけでこれらのロープワークだけを何度も繰り返し練習して習得することになります。





ロープワークの講習の様子をダイジェストの動画にしておきました。

ロープワークは頭で覚えるものではなくて、身体で覚えざるを得ないものです。
それに、しばらくやっていないと忘れてしまいます。

DSC00048

簡易ハーネスなんてもしかしたら初めて聞いた言葉かも知れませんが、さっと結べるようにしておかないとこの先みんなを待たせることがあるかもしれません。

DSC00055

DSC00060

DSC00063

一気にいろんな結び方を教えられると混乱しちゃいますけれどひとつひとつじっくりと覚えていきたいですね!!


ロープワークの講習が終わったら、今度は共同でテントとツェルトを設置する訓練です。

DSC00067

初めてテントを見るという人もいるなかで、予備知識ゼロでこのでっかいドームテントを設営していきます。

できるかな?

DSC00069

けっこう四苦八苦しながらテントが出来上がっていきます。



つづいてツェルトの設営です

DSC00072

ツェルトなんてテントよりもっと知らないといった人が多かったのではないでしょうか。

ツェルトは非常時に一夜を過ごしたり、雨風をしのぐ簡易テントです。
どんな場面でもとりあえず設営できるように、あーでもない、こーでもないといいながら工夫して張っていきます。

DSC00076

なんとかいい感じにできましたね!

いやぁ、ロープワークにテントとツェルト設営、これでこそ山の会の面目躍如です!



テントとツェルトの設営の様子は早回しで撮っておきました。
こうしてみるとみんなが共同で設営している様子がわかりますね!

さて、梅雨の晴れ間の中で無事終わったらんたん教室第1回、来月はくじゅうでの宿泊訓練があります。
受講者はこの日に準備会を行って、次のらんたん教室にそなえるのでありました。

この準備会も、また大切な訓練の一環なのですね!!

(by 763酒井)





この山行グレードはらんたん教室です。

★山行グレードについてはこちらをご覧下さい★