山 域: 雷山・井原山
日 時: 2020年7月4日(土)
天 気: 雨 気温:21℃
参加者: 27名(男性13名・女性14名)

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毎年毎年、梅雨の豪雨は激しくなっているような気がします。

この度も九州南部で水害で多くの方が被災され、無念なことに命を落とされております。
謹んでお悔やみ申し上げます。

まだまだ梅雨のクライマックス、そして、今後の台風と予断は許しませんので、会員のみなさんも十分に安全に心掛けて、コロナと合わせて安全確保をお願いいたします。

あだると山の会でも本来は、7月3日(土)~4日(日)にかけ、くじゅうにて山小屋宿泊訓練を行う予定でしたが、CLや気象担当の判断で中止し、天気図や気象状況をみて、7月3日(土)雷山にて、らんたん教室を開催しました。

当日の訓練においては、初級コース・リーダーコースのCL、及び2名の気象担当、数名のSA(セーフティーアドバイザー)の総合判断により、実施可能と判断して、安全を確認した上で実施しました。

もちろん、ヒヤリハットもなく全員無事訓練を追えることが出来ました。

当会のモットーは「ゆっくり!楽しく!安全に!」です。

決して無理はしませんが、何かあったときのための訓練のために当会では「らんたん教室」を開催して、2年をかけて、安全登山者を育成し、また、安全登山を推進するリーダーを育んでおります。


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さて、そういったわけで、僕が入った3年では珍しい「雨の中の縦走訓練」が行われました。

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午前8:45。

雷山・千如寺登山口駐車場に到着。
気温21℃ですが雲があたりに立ちこめていて、うすら寒いですね。

そんな中で、らんたん受講生は登山三種の神器のうちのひとつ「レインウェア」をしっかりと装備して登山に備えます。

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入念に事前体操します。
今日は登山道が滑りやすいことが予想されるので、みんなちょっと気合いが入っています。

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9:08出発します。

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登山口側の窯元の方から「滑りやすいので気をつけてね!」と声を掛けて頂きました。

地元の方がそういうのですから、相当すべりやすいのでしょう。

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登山口に到着したら、読図の訓練です。
現在地と進行方向の確認の方法を学びます。

地図が雨に濡れて滲んできます。
マップケースの必要性を感じるところですね。

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幻想的でひんやりした空気の中を足取りをしっかりと登っていきます。

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とても滑りやすいので、滑らない歩き方をレクチャーしながら一歩一歩確実に登っていきます。

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10:10ごろに清賀の滝に到達。
流量がなかなかに多いですね。

登山道も所々、小さく徒渉をする場面が何度もありました。


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ひと息ついて下を見てみると、沢が深く切れ落ちています。

緑は瑞々しく色濃く輝いています。
こういう雨の中の登山というのもいいものだなぁなんて思ってしまいますね。

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ヤマアジサイが咲いています。
紫陽花の原種だとかでなんだかとてもかわった花のつけ方をしていますねぇ。

きれいですね~
あちこちに咲いていていましたよ。

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そうして登っていくウチに、だんだん傾斜が急になってきました。

一部、フィックスロープが必要な部分もありつつ、慎重に登っていきますが、もう雨具の中は汗でぐっちょぐちょになっています。

雨の登山ってこんなになるんだなーと思い知りました。

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12:10、ようやく雷山・山頂に到着しました。

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眺望はありませんが、雲の中にいるなーという感じ。
みんなで記念撮影をします。

この雨の中の登山を存分に楽しんでいますね!!

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山頂では長めの休憩を取ります。
ごろんと転がって天を仰いでみると、霧雨が顔にかかってきます。

五里霧中というわけではありませんが、12:50下山開始時に、自分たちが進むべき方向を地図とコンパスでしっかり確かめて下山を開始します。

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下山はメジャールートではなく、尾根沿いのマイナールートを進みます。
クマザサが生い茂る中、掻き分けて進みます。

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ここからが、さぁ大変。

急な下りで、落ち葉が滑るは、粘土質の土が滑るわ、木の根っこが引っかかるわで、ひーひーいいながら足元を確かめて下っていきます。

僕も3回転びました。

でも、下り方のコツを教えてもらい、先達の足元をよく見て、すこしだけ下り方が巧くなった気がしますよ!!

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必死に木の根っこを掴ってくだる受講生、そして、そんな下りをモノともせず平然と歩くH.Yさん。

いやぁ、下り方の差がでるんですねー。

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下りでも要所要所で読図をして進行方向を確かめます。
ここは尾根沿いから登山口へと下る重要な分岐点。

地図には書いている直進方向の登山道が草に覆われていたりと、実際の地形との違いを確かめながら、進行方向を定めます。

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長い長い滑りやすい下りの登山道をやっと下りきり、舗装された林道に到着。

いやぁ、普通に歩けるって素晴らしいですね。


途中、読図で立ち止まったりしましたが、登り200分、下り120分の雨の中の登山は、誰一人ケガをすることなく無事に終わりました。

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登るときはどうなるかと思いましたが、整理体操しながら思うことは、「雨の中の登山というのも大切な訓練だなぁ」ということでした。

僕は今年で3年目のらんたん教室ですが、過去に雨の中で行った訓練はありませんでしたので、いろいろと勉強になりました。

でも、替えの下着をもちあわせなかったことが一番の残念ポイントでした。
次回からはちゃんと持ってきます!

ちょっと今度雨の中を歩いてみようかなぁ、なんて思っていますが、梅雨の終わりの雨は激甚化しますので気をつけたいと思います。

(By 763酒井)






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